【IT業界編】BtoBマーケティング担当者必見!IT製品・SaaSの比較サイト・ポータルサイトまとめ

IT・SaaSビジネスの急成長に伴い、B2Bマーケティングにおける「比較サイト」「ポータルサイト」の活用は、リード獲得(リードジェネレーション)の柱となっています。しかし、「どの媒体が自社製品に合っているのか」「ターゲット層はどこにいるのか」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、IT企業・SaaSベンダーのマーケティング担当者向けに、主要なIT製品比較サイトや情報ポータルサイトをカテゴリ別に紹介します。
目次
なぜIT企業は比較・ポータルサイトに掲載すべきなのか?
IT製品・SaaSの選定プロセスは、ここ数年で劇的に変化しました。検討者の約8割が、営業担当者と接触する前の段階で「検索エンジンでの調査」や「比較・ポータルサイトの閲覧」を終えていると言われています。
「比較サイト経由のリードは数ばかりで商談にならない」という声も一部で聞かれますが、それは媒体の特性と自社のフェーズがミスマッチを起こしているケースが多いといえます。正しく活用すれば、以下のような自社サイト単体にはないメリットがあるでしょう。
⚫︎ 顕在層へのアプローチ: すでに課題を抱え、解決策を探しているユーザーに接触できる。
⚫︎ 信頼性の確保: 第三者媒体に掲載されることで、製品の信頼性や認知度が向上する。
⚫︎ SEO対策の補完: 自社サイトだけでは網羅できないキーワードでの露出が可能。
【総合・比較型】リード獲得に強い主要サイト
まずは、幅広いIT製品を網羅し、資料請求(リード獲得)を主目的とした主要サイトです。
ITトレンド(IT Trend)
特徴
国内最大級のIT製品比較サイト。1,000件以上の製品が掲載されており、ユーザーは無料で一括資料請求が可能。
強み
圧倒的な集客力。特に「勤怠管理」「ERP」などのバックオフィス系から「CRM」まで幅広く、数多くのリードを獲得したい場合に最適です。
ターゲット
IT導入を検討中の情報システム部門、総務、人事などの実務担当者。
ITreview(ITレビュー)
特徴
ユーザーの「口コミ」を軸にした比較プラットフォーム。
強み
単なるスペック比較ではなく、実際の利用者の声が可視化されるため、信頼性が極めて高い。認知向上から成約に近いリード獲得まで期待できます。
ターゲット
導入後の運用イメージを重視する、現場のリーダー層・決裁者。
BOXIL SaaS(ボクシル SaaS)
特徴
SaaS製品に特化した比較・資料請求サイト。
強み
デザイン性の高い比較表や、独自編集の「SaaS業界レポート」が人気。インサイドセールス代行などの付帯サービスも充実しています。
ターゲット
SaaS導入を検討しているスタートアップから大手企業のDX推進担当。
【メディア・情報発信型】認知拡大に強いポータルサイト
ニュース記事や解説記事を通じて、潜在層への認知やブランディングを行いたい場合に適したサイトです。
日経クロステック(xTECH)
特徴
ITをはじめとするあらゆる産業のDXと技術トレンドを網羅する日本最大級の技術情報メディア。日経BPが運営。
強み
「日経」ブランドによる信頼性と権威。 有料会員が多く、記事を精読する意欲が高い層(マネジメント層や技術リーダー層)にリーチでき、大型案件の意思決定者に刺さりやすい。
ターゲット
経営層、DX推進責任者、IT・技術部門のマネージャー。
ITmedia(アイティメディア)TechTargetジャパン
特徴
国内最大級のITニュースサイト。専門性の高い「TechTarget」は、会員属性に基づいた精密なターゲティングが可能。
強み
記事広告(タイアップ)や、特定のホワイトペーパーダウンロードによる「高精度なリード」の獲得。
ターゲット
CIO、情報システム部長、エンジニアなどの専門職。
ZDNET Japan
特徴
世界的なITニュースサイトの日本版。ビジネスとITの融合をテーマにした記事が豊富。
強み
経営層やマネジメント層へのリーチに強く、DX戦略やIT投資判断を行う層にアプローチ可能。
ターゲット
経営者、IT部門の意思決定者。
【属性別】ターゲットに特化した専門サイト
キーマンズネット
特徴
企業IT製品の選定・導入を支援する情報サイト。
強み
会員登録時の属性情報(役職、業種、従業員数等)が非常に詳細。セグメントを絞ったアプローチが可能。
ターゲット
中堅・大手企業の情報システム担当者、意思決定者。
Qiita(キータ)Zenn
特徴
エンジニア向けの情報共有コミュニティ。
強み
開発ツールやAPI、インフラ系サービスのマーケティングに。エンジニアによる「エバンジェリスト的拡散」が期待できます。
ターゲット
開発者、CTO、エンジニア。
比較・ポータルサイト選定のポイントとメリット:マーケティング担当者が確認すべき項目
前述のとおり、「比較サイト経由のリードは数ばかりで商談にならない」という声も聞かれるのは事実ですが、「媒体の特性を把握していない」「リード獲得後のフォロー体制が整備されていない」等が要因になることもあります。
改めて、媒体選定のポイント、比較サイト・ポータルサイトのメリットをご説明しましょう。
比較・ポータルサイト選定のポイント
ターゲット属性の合致
「役職」「業種」「企業規模」は自社の理想的なターゲット(ペルソナ)と一致しているか。
成果地点の定義
「認知(PV数)」が欲しいのか、「有効リード(資料請求)」が欲しいのか。
掲載コストとリード単価(CPL)
初期費用、月額費用、従量課金(1件あたりいくらか)のバランス。
リード獲得後の体制
商談化につなげるための営業、インサイドセールスの体制。
比較・ポータルサイトのメリット
顕在層が閲覧する
比較サイトを訪れるユーザーは、すでに自社の課題を認識し、解決策(ツール)を探している「検討フェーズ」にいます。そのため、「勤怠管理 比較」「CRM SaaS おすすめ」といった目的の明確なキーワードで流入してくるため、ニーズが具体化しています。
比較検討を行っているということは、すでに予算確保に動いている、あるいは稟議の材料を探している可能性が高く、受注に近い層へ効率的に接触できます。
「第三者の目」による信頼性の担保と権威付け
自社サイトで「自社製品がいかに優れているか」を語るよりも、第三者媒体に掲載されている事実の方が、検討者の安心感は強まります。「名だたるポータルサイトに掲載されている」という事実は、特に知名度の低いスタートアップや新興S材にとって、ブランドの信頼性を補完する強力な武器になります。
比較サイトの中には「競合との比較表」や「口コミ」があります。これらは、担当者が社内で稟議を通す際の「客観的なエビデンス」としてそのまま利用されるため、選定プロセスを裏側から支援することに繋がります。
検索結果の占有とSEO対策の補完
現在、主要なIT製品・ソリューション関連のキーワードの検索結果は、大手ポータルサイトや比較サイトによって占められています。自社サイト単体で「SaaS 比較」などのビッグキーワードで上位表示させるのは至難の業です。しかし、すでに上位に表示されている媒体に掲載することで、顕在層の目に触れやすくなります。
また、ポータルサイトは膨大なコンテンツ量により、自社ではカバーしきれない細かな周辺キーワードからの流入も拾い上げてくれます。
自社サイトと比較サイト・ポータルサイトの相乗効果を
比較サイトの真の価値は、直接的な資料請求(リード獲得)だけではありません。多くの検討者は、比較サイトで製品の存在を知った後、より詳細で信頼できる情報を求めて「製品名」での指名検索を行い、公式サイトへと流入します。この「認知から指名検索」への導線は、BtoBマーケティングにおいて効果的といえます。
しかし、注意すべきは、受け皿となる自社サイトの充実度です。比較メディアで高まったユーザーのモチベーションを、自社サイト来訪時に下がるようなことがあれば、検討者は離脱してしまうでしょう。
媒体掲載を検討するのと同時に、自社サイトを「選定の決め手」となる場へ拡充しておくことは、マーケティング戦略上、必須と言えます。
アドミューズでは、各媒体の特性を熟知した上で、掲載後の流入を確実に商談へと結びつける「相乗効果の高いIT製品・ソリューションサイト」の構築・運用を支援しています。メディア露出という「攻め」と、自社サイトという「守り」の両輪を最適化することで、マーケティング投資の成果を最大化させましょう。

