BtoBサイト制作コラム
2024/04/08

カテゴリー:

BtoBサイト制作

タグ: SEO

BtoBサイト制作の勘所⑧:BtoBサイト制作会社の選び方

自社の情報発信や見込み顧客の集客に活用できるWebサイトは、BtoB企業にとって欠かせない存在であるといえます。充実したBtoBサイトを制作することで、新規顧客との接点を増やし、製品の購入につなげることができるでしょう。

ただしBtoBサイトは、BtoC向けのメディアサイトとはコンテンツの内容やデザインの方向性が異なるため、BtoBサイト制作に特化した企業に依頼するのもおすすめです。今回はBtoBサイト制作会社の選び方をご紹介します。

BtoBサイト制作会社の強み①:マーケティングに強い会社

まずはBtoBサイトでの集客に必須となるSEOのテクニックや、成約につながる戦略設計などのスキル・実績を持つ、マーケティングに強い制作会社を選びましょう。一般的にマーケティングに強いといわれるサイト制作会社には、以下のような特徴があります。

成果につながるマーケティング戦略を熟知している

マーケティングに強い制作会社は、BtoB企業のビジネス目標や製品を深く理解したうえで、最適なマーケティング戦略を提案できます。戦略設定に際して、主に以下のサービスに対応しているのが一般的です。

・市場調査
・ターゲット顧客や顧客像の選定
・競合分析
・見込み顧客とのコミュニケーション戦略の立案

特に徹底したターゲティングにより、対象となる顧客を明確にできることが戦略設定のうえで重要といえるでしょう。また、市場調査や競合分析では、定量データと定性データの両面から分析可能な企業が好ましいです。
最初は潜在ニーズを抱えた顧客に自社製品の訴求をして購買意欲を高めるためには、どの顧客に何を届けるかの基準となるコミュニケーション戦略の設定も必要になります。

特化したマーケティング施策がある

マーケティング施策には多数の種類がありますが、主にBtoB企業が用いる手法には以下の5つが挙げられます。

・コンテンツマーケティングやSEO対策
・Web広告
・SNSマーケティング
・LP制作
・UI/UX改善

コンテンツマーケティング・SEO対策はBtoBサイト集客の基本となります。制作したサイトにコラム記事などのコンテンツを投稿することで、見込み顧客のアクセス増加を図る手法です。
ただし、コンテンツマーケティングで成果を出すには長期間の施策が必要な場合も多く、短期間で成果を求める企業はWeb広告の出稿も検討すると良いでしょう。Web広告には、リスティング広告やディスプレイ広告、タイアップ記事などが挙げられます。
そのほか、拡散性に強みのあるSNSマーケティングや、製品の魅力をわかりやすく伝えるLP制作、Webサイトの使い勝手を改善するUI/UX改善といった施策も可能です。

制作会社を選ぶ際は、どれかの施策に特化している企業がおすすめです。自社の戦略に照らし合わせて、強みが一致する企業に依頼しましょう。

BtoBの市場を理解している

サイト制作の際に意識すべきことは、ビジネス目標や製品といった企業の「内部環境」だけではありません。市場の動向や特性、商習慣、購買プロセスといった「外部環境」も理解しておく必要があります。

また、業界の規制がある場合、変化を確認してそれに応じたマーケティング戦略を練る能力も重要です。市場の理解があってはじめて、ターゲット顧客に響くコンテンツの作成や長期的な関係構築が可能になるのです。

BtoBサイト制作会社の強み②:マーケティング+製品理解・原稿作成までできる会社

BtoBサイトのなかでも「ブログサイト」や「サービスサイト」はWebマーケティングの知識のほか、BtoB企業が提供する製品の理解も求められます。自社商品やサービスの情報を載せる必要があるため、以下で挙げるポイントに対応できるか事例などを確認しましょう。

製品の詳細を理解しコンテンツに落とし込める

BtoBのブログサイトやサービスサイトを運営する場合、多くはテキストコンテンツを制作することになります。内容は自社製品に関連することや技術の解説が中心になり、原稿を作成するライターには、技術に関する深い理解が必要です。

また、製品の詳細説明や導入事例、FAQなどを記載する場合は製品そのものの理解も求められます。ニッチな分野の製造業やSaaS企業などは、一般的な知識では記載できないことも多く、加えて顧客の興味をひく書き方も必要であるためライティングの難易度が高い領域といえるでしょう。

競合他社との違いを明記できる

BtoB企業にも競合は存在することが多く、競合他社のコンテンツは比較対象にもなり得ます。製造業や化学メーカーなどは特許による差別化・ポジショニングを行っている企業もありますが、IT企業やSaaSを提供する企業などは差別化が難しい例もあります。

そのような場合でもターゲットや内容を絞り込むことで、差別化しやすくなります。絞り込んだターゲットにあわせて、文章内容を調整できる制作会社かどうか、慎重に確認しましょう。

企画作成からデザインまでのコミュニケーションが可能

コンテンツ制作は記事のライティングだけではありません。BtoBサイトのデザインやコラム記事の企画構成など、要素の一貫性を維持しつつコンテンツを制作する必要があります。

一貫性を保つには、ライターやデザイナー、編集担当者との密接なコミュニケーションが欠かせません。制作期間中に定例ミーティングや報告会を開催してくれる企業を選ぶようにしましょう。また、自社の要望を聞いてくれるか、担当者との相性も重要な要素といえます。

BtoBサイト制作会社の強み③:クリエイティブに強い会社

BtoBサイトのなかでも「コーポレートサイト」や「ECサイト」を制作する場合、写真や動画といったクリエイティブの品質も重視しましょう。クリエイティブのイメージ次第で、顧客が持つBtoB企業の印象は大きく変化します。
さらに、デザインだけでなく顧客が問い合わせをしやすいよう、導線やCTA(Call To Action)ボタンを工夫することも必要です。

興味をひくファーストビュー

コーポレートサイトやLPのトップに掲載されるクリエイティブはファーストビューと呼ばれ、訪問した顧客の印象に残ります。画像のほか動画を配置することも可能。自社が提供するサービスや製品は何か一目でわかるようにデザインすることがポイントです。

コンバージョンを意識した導線

BtoBに訪れた見込み顧客は製品の情報収集を行い、必要だと感じたら購入を検討するのが一般的です。
まずは他のページに遷移しやすいように内部リンクを設置し、興味関心があるユーザーには「資料請求」や「問い合わせ」へのリンクを設けるようにするなど、サイト内の導線を設計する必要があります。

CTAボタンの工夫

資料請求や問い合わせといった行動を喚起させるためのボタンがCTAボタンです。色やボタンサイズ次第で、問い合わせ率が大きく変動することもあります。
サイトの雰囲気を損ねないよう目立たせつつ、ボタン内のテキストも興味をひく内容にすると良いでしょう。

上記の3点を網羅しつつ、BtoB企業のイメージに沿ったデザインができることが重要です。おすすめは落ち着きや信頼感を与えるデザインです。企業の実績を確認し、ご自身がイメージするBtoBサイトのデザインが実現可能かどうか、選定の際は注意しましょう。

BtoBサイト制作会社の強み④:コストパフォーマンスがよい会社

BtoBサイトの制作にかかる費用は数十万円〜数百万円といわれており、会社によって価格が大きく異なります。複数社を比較して、品質と価格を中心に検討することでコストパフォーマンスの良い会社が見つけやすくなります。
コストパフォーマンスに優れるBtoBサイト制作の会社選びの際は以下の2点がポイントです。

予算内で最大の効果を引き出す提案ができる

BtoBサイト制作の際は予算を決めてから会社選びを行います。複数社に相談しつつ、想定予算内でどのようなサイトが作れるのか確認しましょう。予算に合わせて内容を取捨選択できる制作会社であれば、一定のスキルがあることが伺えます。
また、サイトリニューアルをお考えの企業は、移行するページ数が多いほど費用は高額になりがちな点も覚えておくのがおすすめです。

長期的な視点でみるコストパフォーマンスの重要性

BtoBサイトでも作るだけでなく、継続的なコンテンツ作成が必要な場合もあります。制作費用は1度に費用が生じますがコンテンツの費用は継続的に必要になるため、長期的な視点でコストパフォーマンスが最適かどうか、見定めましょう。

マーケティング対応力と費用でBtoB制作会社を選びましょう

今回はBtoBサイトの制作会社を選ぶ際に重視すべきポイントをご紹介しました。基本的にはサイトを制作したあとのコンテンツ作成にも対応できる企業がおすすめです。
ただし、BtoBの製造業やIT企業のようにニッチな製品・サービスを提供する企業の場合、製品や技術に関する深い理解が求められます。全体の制作費が高くなってしまうこともあるでしょう。
最後は自社が納得できるコストパフォーマンスで作れるかが重要です。複数社に問い合わせ、実績やサービスを比較するなかで信頼できる企業を見つけましょう。

BtoBサイト制作サービスを手がける株式会社アドミューズは、20年にわたる制作ノウハウと実績が強みです。BtoBサイト制作の際は、業界のプロモーション全体を熟知したコンサルタント・ライター・デザイナーをはじめとする経験豊富な制作チームが対応にあたります。
製品・市場を理解しコンテンツに落とし込むため、ニッチな商材の魅力も引き出せます。
現状「サイトで商品の魅力が伝わらない」「BtoBに特化した制作会社が見つからない」といった課題をお持ちの担当者様はぜひご相談ください。

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