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2021/04/21
デジタルマーケティング

リスティング広告の仕組みはどうなっている?広告の出稿手順も紹介!

リスティング広告の仕組みタイトル

リスティング広告の掲載順位や獲得単価はマーケティングの成果にも大きく影響します。
これらは一定の法則に従って決定されていますが、「仕組みが分からない」という担当者も多いのではないでしょうか。
仕組みを理解することで、現在よりも費用対効果を上げることもできるかもしれません。
ここではリスティング広告の仕組みについて、広告出稿の手順と併せて紹介していきます。

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果のページに表示される広告です。
広告主は検索キーワードに対して広告を出稿しており、そのキーワードで検索されたときに表示されます。

SEOとの大きな違いは希望するタイミングで配信でき、入札額によって上位表示できるかどうかが決まる点です。
また、リスティング広告の配信を続けている間はクリック数に応じて費用がかかります。

リスティング広告の出稿手順

リスティング広告を出稿する際にはアカウントを使用します。
Googleの場合には普段使用しているアカウントも使えますが、広告専用のものを作っておくといいでしょう。Yahoo!はビジネスアカウントが必要です。

具体的な手順

最初にキャンペーンを作成してから広告グループを作成し、その後に個々の広告を作成するという手順で行います。
キャンペーンというのは大カテゴリーのようなもので、広告グループがその中の小カテゴリーのようなものです。
キャンペーンの作成では、目標やキャンペーンのタイプなどを選択します。
それから対象地域や言語、予算、入札価格などを設定して保存しましょう。

次に広告グループの作成です。
それぞれの広告グループに対して、キーワードとキーワードのマッチタイプを設定します。

そして、広告を作成します。
見出しと広告文、移動先のURL、パス、表示オプションを設定すると広告を出稿できる状態になります。

ユーザーの検索画面に広告が表示されるまで

広告が完成したらマッチタイプを設定してキーワードを登録します。
マッチタイプは、部分一致やフレーズ一致、絞り込み一致、完全一致の中から選択します。
これにより、誤字や表現のゆれがある場合の扱いが決まります。

そして、広告の上限クリック単価を設定しましょう。
設定したキーワードでユーザー検索をすると、検索エンジン側で広告を検出してユーザーの検索画面に表示されます。

掲載順位が決まる仕組み

競合他社でも自社と同じキーワードでリスティング広告を出稿することがよくあります。
そのような場合には、オークションが行われて掲載順位が決められ、このときに重要なのが、上限クリック単価と品質スコアです。

上限クリック単価というのは、1回のクリックに対して支払える金額の上限のことで、高いほど有利に扱われます。
品質スコアは広告の内容についての評価を数値化したものです。
キーワードとの関連性やユーザーにとって有益かどうかなどをもとにして判断されます。

そして、以下の計算式で算出される数値が広告ランクです。
広告ランク=品質スコア×上限クリック単価

オークションでは、広告ランクをもとにして掲載順位が決まります。

クリック単価が決まる仕組み

リスティング広告のクリック単価は、以下の計算式で算出されます。
クリック単価=自社広告直下の広告ランク/自社広告の品質+1

自社広告の品質スコアが高ければクリック単価は安くなると捉えておくといいでしょう。

例えば、自社広告が掲載順位1位で品質スコアが10、2位の広告ランクは1000と仮定すると101円です。
もし、自社広告の品質スコアが5で他の条件が同じだったとすれば201円になります。

仕組みを理解し効果的なWebマーケティングを実現

リスティング広告の出稿手順と掲載順位や単価の決まり方について紹介しました。
仕組みを理解した上でキーワードや上限クリック単価を設定することで、効果的なWebマーケティングを行えます。
リスティング広告を設定するやり方で迷うことや分からないことなどがあれば、ぜひアドミューズにご相談ください。

リスティング広告に関するご相談・お問い合わせはこちら

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